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フランス国鉄SNCFのおもてなしプロジェクト

あけましておめでとうございます。

2011年最初のブログは、原点に返ってフランスの記事から・・・!

これは、
« Bienvenue Au Revoir »(ようこそ、いってらっしゃい)というプロジェクトで決行されたもの。

SNCFがフランスの広告会社DDB社と組んで、顧客に対し直接しかけた「どっきり」だそうです。

事前にSNCFのWEBサイト通じてターゲットの近親者からの応募を受け付け、本人の好みや人柄を把握した上で、どっきりを企画。ターゲットが駅を利用する時間を見計らって決行するという内容。

例えば、
ヘビメタル好きのシルヴィが駅を通ると、突然メタルバンドのコンサートが始まり、「君は最高さ!」と熱烈な愛を歌い始めます。サーカス好きの姉妹にはピエロのパフォーマンスが、独身の男性には群がる美女たちが、カンフー好きの少年は、突然始まった2つのカンフー集団の戦いに巻き込まれ・・・。

なるほど、だからこれはいい意味で仕掛けられたお客を喜ばせる強いメッセージになったのだと・・・。

実は、
フランスの国鉄は、あまり良いブランドイメージを持つ会社でありませんでした。

・電車の遅延は日常茶飯事
・頻発するストライキでの遅延や欠便も当たり前
・労働環境に対する批判
等々

事実、僕自身も、ニースに居たときやパリの駅、ジャパンエキスポからパリ市内へ帰るときなどよくこういったことに遭遇しました。
フランスでは開き直って何とかなるさという氣持ちを持つべきだと思うようになったのもこのような状況に対応するためだと感じました。

そんなマイナスな状況だからこそ顧客との直接のコミュニケーションに思い切って踏み込んだのが今回の広告映像。

おもてなしの心差しは日本も負けてはいないはずです。

今こそ海外のお客様を呼び込んでもっとパワフルでそして繊細な心差しで心から喜ばせたい。

今年の事業の思いと重なります。1年の計と重なるものとなりました。粛々と実行します!

引用記事:http://news.livedoor.com/article/detail/5258316/

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