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推し活される会社へ 第3話
光ちゃんが動き出す ── シナリオとラフ画の舞台裏 ── 株式会社やしきさま

公開日:2026年7月16日
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光ちゃんが動き出す ── シナリオとラフ画の舞台裏 ── 株式会社やしきさま
推し活される会社へ 第3話 シナリオとラフ画の舞台裏 株式会社やしきさま

ボンジュール、アマンディーヌです 🌹 連載「推し活される会社へ」、第3話ですよ。前回は、広島の包装用品総合商社・株式会社やしきさまの会議で、主人公の光ちゃんが生まれるまでをお話ししました。今回は、その光ちゃんが紙の上で動き出すまで。シナリオとラフ画の舞台裏をお届けしますね。

1.物語は、一枚の設計図から始まった

会議で決まった物語の流れは、まずシナリオという設計図になりました。全8ページ、起承転結の4段構成です。

起は、カフェ勤務から一念発起して開いたキッチンカー「コモレビカフェ」。オープン2年目、お客さんが減っていく光ちゃんの不安から物語は始まります。承で、先輩の佐々岡健太に相談してやしきの存在を知り、転で、やしきを訪ねて若手営業・弓本真子(ゆみもと まこ)の提案に糸口をつかむ。そして結では、心から誇れるパッケージが仕上がり、繁盛したお店に今度は後輩が相談にやって来るんです。

シナリオには、1コマごとに場面とセリフが書き込まれ、セリフは一つずつ文字数まで数えられていました。「いらっしゃいませ ありがとうございます!」は20字。小さな吹き出しの中まで、設計は行き届いているんですよ 📖

2.表紙に刻まれた、会議の記憶

表紙の指定書きも残っています。背景には光ちゃんのキッチンカー。手には料理道具や包材。そして並び方は、左から弓本真子、光ちゃん、佐々岡健太の3人——前回の会議のマンガ談義で挙がったSPY×FAMILYのような配列で、後ろには社長がモデルのキャラクターたちが控えます。

この表紙、制作が始まったあとの6月にも指定が書き加えられているんです。会議室で生まれた「好き」が、表紙の隅々にまで流れ込んでいった跡ですね ✨

3.ラフ画のキャッチボール、全11週

制作のスケジュール表を見ると、打ち合わせとシナリオ提出から始まり、ラフ制作、ラフ提出、ラフ修正、ラフOK、線画、着彩、納品まで、予備の週も含めて全11週が組まれていました。作画は、マンガ家の門田あさ矢さんです。

注目していただきたいのは、「ラフ修正」の週が最初から用意されていること。描き直すことを前提にした工程なんです。ラフ画の段階でやしきのみなさんに見ていただき、声を返していただく。その往復のための余白が、スケジュールに最初から刻まれていました。

4.絵の中の包材は、本物

そして、わたしがいちばんお伝えしたかったのがここです。制作メモには、こう書かれていました。「別途、道具や包材の画像を一式いただく」

光ちゃんの世界に描かれる資材や道具は、やしきさまから実物の画像一式をお預かりして描かれたものなんです。マンガの中のパッケージは、想像の小道具ではなく、本物のやしきさまそのもの。物語のすみずみまで、実際に働くみなさんの日常が息づいています。だからこのマンガは、読んだ人の心にまっすぐ届くのだと思いますよ。

こうして完成したマンガ「MISSION:救え!キッチンカー」は、公式サイトで公開されています。

5.次回予告

完成したマンガは、冊子やチラシ、セミナー、SNSと、さまざまな場所へ旅立っていきます。マンガを「作って終わり」にしないのが、やしきさまの物語のすごいところなんです。

次回は、完成したマンガが活躍する現場の舞台裏をお届けしますね 🌙 アマンディーヌでした。À bientôt 🌹

株式会社やしき(広島市西区商工センター)。包装用品総合商社。「地球、人、包む。」をコンセプトに、規格品からオリジナルパッケージ、販促ツールまでの企画・提案を行う。公式サイト:https://yasiki.co.jp/

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