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「すべてのフランス人の大統領になる」

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先日、お伝えしたフランス大統領選、計2回の投票の結果、決まったのは、与党・国民運動連合(UMP)党首のニコラ・サルコジ前内相(52)

社会党が擁立した女性候補セゴレーヌ・ロワイヤル元環境相(53)を破り、初当選。

フランスの反応は、2分されました。
それもそのはず、
第1回投票では、
ニコラ・サルコジ氏 国民運動連合 30.84% 
セゴレーヌ・ロワイヤル氏 社会党 25.58%
※参照:在仏大使館HP

と切迫。

投票率も著しく伸びて84%近くに達しました。

国民の関心は非常に高かったのです。

内務省が発表した決選投票の結果は、投票率は83.97%(国民は政治への関心が本当に高い!)で、サルコジ氏53%対ロワイヤル氏47%の6%差でした。
でも、大きく見てほぼ半分。国民の反応も真っ二つな感じです。

暴動と祝福
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どちらもフランスらしい反応です。

ちなみに、警察当局は大統領選後の6~7日にリヨンやマルセイユなど全国で車730台が放火され、592人を逮捕したと発表!

日本では、到底考えられない事態へと発展しています。ちなみに、当の本人(サルコジ氏)は、マルタ島へバカンスです(笑)。さすがフランス。でも、シラク大統領から権限委譲は16日なので、法的には問題ない!?または、選挙後のことを予測して組閣準備を静かなところでといった感じでしょう。

でも、実際、車の放火は、非常に多い国です。大昔のブログにも書いたような氣がしますが…ニース大学留学時にも、学生寮のすぐ近くで、2台くらい年末に爆破されていました。内1台は、学生寮の駐車場…僕の寮の向かいでした…苦笑

原因は、
単なる憂さ晴らしだそうです。それは、政治的な問題を理由にしたものでも大半は、便乗のようです。他にも通学中に、爆破された車をしかもなぜか冷蔵庫が突っ込まれた光景を目にしました。そのときは、粗大ごみにしてはでかいなあぐらいにのんきに考えて…いや冗談です。

また、移民が多い国であるのは間違いありません。
ヨーロッパの貧しい移民が先に西欧を周遊していて、その後旧植民地からも多くの移民がフランスに流入しています。

彼らを守るのと毛嫌いするのと…両方の気持ちが複雑に入り込んでいるのが今のフランスの現状なのです。

そのため前回の大統領選では、移民排斥の急先鋒である極右政党党首のルペン氏が決選投票まで間違って!?行ってしまったくらいです。

サルコジ新大統領の施策は、一言でいうと経済力のあるフランスの建設。

現在、フランスでは、働かない人が多く9%前後になる失業率も高止まり状態です。
それは、労働者保護が、日本では考えられないくらい法制化されていることに大きな原因があります。

そのため、『サルコジ氏は、週35時間を超えた労働の報酬については所得税を免除する一方、失業率が06年平均で9・0%と高止まりしている現状については、失業者に9割の所得を保障するものの、就業提案は1度しか拒否できないとするなど、勤労意欲のない者に厳しい「アメとムチ」の政策を打ち出しています。』

この方向性は、十分納得のいくものだと思います。ただ、日仏関係では、どちらの候補も積極的な感じはありません。

ロワイヤル氏…先日お伝えした通り
サウルコジ氏…04年に香港を訪れた際「ポニーテールの太った男同士が戦うこと(大相撲)がそれほど魅力的か」「京都のどこが刺激的なのか理解できない」と批判的な発言をしたそうです。もっともこれは日本文化に対してではなく、政敵だったシラク氏への揶揄(やゆ)とされます。

ということで、日本に対しては未知数ですが、フランス国内の動きには注目したいと思います。

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