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マンガ規制<さらに続編>

yahooのトップニュースになっていたのでご存知の方も多いとは思いますが・・・さらに続編です。

『「東京国際アニメフェア」の事務局を務める日本動画協会は21日、報道機関に対し、条例改正を「極めて遺憾」とする声明を発表し、今回のフェア開催が「実質的には実行不可能な事態になる」との見解を示した。』

声明のポイント:
「規制の対象や要件はあいまいであり、憲法で保障された表現の自由の精神に照らして大きな問題がある」

フェアについて、「参加者の大幅な出展撤回は避けられない。これまでのようなクオリティーを保つのは極めて困難」との見解を示しました。東京都は、12月定例都議会に、6月に否決された青少年育成条例の改正案を修正して提出。」

(成立前の)前回案:
18歳未満にみえる登場人物を「非実在青少年」と定義し、性的行為などを過度に描いたマンガやアニメを規制対象でした。

今回の案:
年齢は問わず、刑罰法規に触れる性的行為を過度に描いた作品を不健全図書指定など規制の対象としている。

ポイントは、『年齢』です。こうなるとかなり適用範囲が広くなる可能性があり、たとえ「慎重な運用」とあってもその基準は主観的なもの・・・恣意的な取り扱われかたがされるのではないかとの疑念は払拭されません。

『子供たちを守る』

それはもっともですが、錦の御旗であっても万能な言説とまでは言いがたいのが今も思う印象です。

『改正にあたっては、規制表現の対象となったアニメ制作会社の業界団体である日本動画協会に事前の告知やヒアリングがなかった』というように

この話題最初のブログに戻りますが、やはり片方の意見だけで進んでしまったことが原因にあると思います。

条例発行過程ではないがしろにされていましたが、

『文化を守る』

という思想は無かったのでしょうか。

記事出所:
http://mantan-web.jp/2010/12/21/20101221dog00m200033000c.html
http://mantan-web.jp/2010/12/10/20101210dog00m200048000c.html?inb=yt
http://www.animeanime.biz/all/1012214/

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