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アンシャントマン~春の宴~

もう、1週間前になってしまいましたが、作家さまとの懇親会である『アンシャントマン~春の宴~』報告をします。

今回、写真を撮り忘れていて、画像はございません。
申し訳ございません。

少しでも文章で、雰囲気をお伝えできればと思っています。

今回は、コミックシティ大阪、出展作家さま中心で専門学校生も来ていただき和やかな雰囲気で行われました。

サプライズの招待客は、フランス人!

神戸大学に交換留学で来ているグレゴリ君

背が高く(オー)、鼻も高く(オオー)、どこか日本人男性のナイーブな雰囲気を漂わせた好青年!
作家さまの間にちょこんと座って、和みキャラを発揮!?してくれました(笑)

僕も、いつもはスーツ姿でしたが、ラフな私服のまま参加。

準備も万端で、作家さまをお待たせすることなくスタートしました。ほっ(*^・^*)

話は、やはりフランス事情・・・今回は、作家さま同士の親睦会を意識しましたが、やはり、資料は必要なもの・・・

乾杯の前に、小展示スペースを急遽つくり、みんなまじまじとフランスのマンガ情報誌やら、コミックやら閲覧されていました。
日本ではほとんど見ることができない現地の出版物も、見ることができるのが、アンシャントマンの醍醐味。

話が弾んだところで・・・
僕から切り出したのは、アマチュア作家とはいえ、みんな独学・独自の手法で描いているのが現実。実は、編集者的な役割を担う人がいなくてみんな情報や方向付けしてくれる人を欲しているのではないか?
ということでした。

東京でも同じ話をしましたが、「趣味で描いている人もいるし、そういった規制を必要ないと思う人が多いのでは!?」
といわれましたが・・・

確かに、おしきせになってはいけませんが・・・

それでもやはり、創作系の作家さまに最初から接している自分にとって、『趣味やイベントの中だけで良いという人はいるとは思いますが、本当のところ描くことが好きで、またそれをアピールすることも好きで・・・できれば、その好きなことでメシを食っていきたいのではないか』とずっと思っていたのです。
どんな創作物も『模倣』から始まると信じている自分にとって、パロディも創作の第一歩なんやと思います。だから、パロディを否定するつもりは毛頭ありません。それどころか、歓迎すらします。

たとえ趣味といっている人でも、どこかで自分を納得させているのではないか!?

などと思った次第です・・・

そんな話をしたところ・・・

ある作家さまは、お母さまが、作品の指摘を厳しく行っていて、そのお母さまも昔、漫画家を目指されていた時期があったそうで、その作品をみるとすばらしく、自分はまだまだだなと思うところがあって・・・

人に見せ、お金をもらえる絵を描くことを意識しているとのこと。

その作家さまのご友人も、その作家さまの家に行くと良い指摘を受けるようで、そこで描いた絵は同人誌即売会で人気の作品になっているそうです。

その作品は、実は、僕も初めてイベント会場で見させていただいたときに、真っ先に『美しい』(・_*)キラーン!と思った作品だったのです。

専門学校では、基礎は学べるが、しかして受身になりがち・・・
フリーで描いている人は、独創性も自分から作品を出さないといけないが、方向付けや基本部分のところで停滞しがち・・・
ゲーム会社などで雇われて(委託されて)、描いている人は、給料と直結しているため必死に描くが、オリジナルを描く時間も機会も少ない・・・

など、今までクリエイターの皆さんにお話をお伺いして、意見を吸い上げてみました。

そこで、アンシャントマンでは、作家さまのキャリアに応じて、編集者の役割を「アンシャントマンなリに」担おうと思います。

これまでも作家さまにイラストを依頼した際に、皆さん作画力はピカイチ!ですが、やはり方向付けを行うのは、こちら側で、そのほうが安心するようです。

こんなことから、アンシャントマンでは、作家さまの開拓やフランスの作品との比較を通じて、目を養い少しでも皆さまのお役に立てられれば、幸いです。

これから、いくつか事業を立ち上げますので、その編集能力を出版社とは違った形で行いたいと思います。

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