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日本食レストラン価値向上委員会

なるものが、フランスで発足され、
「正統派の日本料理店を選ぶ試みが16日、始まった」そうです。

パリでは、
「日本食レストラン」を名乗る店が600店にも上るそうです。

僕自身も交換留学時代、ニースの日本食レストランでバイトをして生活費を稼いでいました。
そこは、日本人がオーナーで、料理人も日本人という現地では珍しい!?スタッフのほとんどが日本人という日本料理店だったのです。

同じニースでも、オーナーがイタリア人で、料理人は、ベトナム人といったことは多く、他の地方でも同じようです。外国人が、日本料理を作ってはいけないわけでないのですが、おおよそ現地の人が知らないことをよそに日本料理の修業を積んでいないと感じられる話は、良く聞きます。

さて、この委員会では、
『複数の覆面委員が店を訪れ、▽日本的な店舗や雰囲気▽日本料理の有資格者の有無▽メニューに日本食としての質や多様性があるか▽米やしょうゆ、酒が日本製か、それと同等の品質か――など18項目に及ぶ基準を点数化し、50点満点で7割以上取得した料理店を「日本食レストラン」として推奨』し、ネット上やガイドブックでも公開。
同委員会が同日公表したのは、パリ市内の41店と地方の9店。

評価項目で何よりも重要なのは、「3-1 日本料理の調理師免許もしくは日本料理の研修過程修了書を保有する料理長がいる、又は著名な日本料理店に勤務又は著名な料理人に師従し相当期間の修行・研鑽を受けた料理長がいる、又はフランスでの開業歴、評判等からこれら料理長と同格と認められる料理長がいる」という項目でしょう。

あとは、盛り付け、サービスが日本風、日本語表記や日本語のできるスタッフがいるといった点でした。

このような動きがわざわざ起こるのは、現地の日本料理店がよっぽど無法状態になっているからだと思います。
例えば、看板1つとってみても、舞妓と書きたかったんでしょうが、それが『迷子』!?となっていたりしたのを見たことがあります。

ちなみに、自分がバイトした『KAMOGAWA(加も川)』(18, rue Buffa 06000 Nice)は、載っていました!

外来文化のローカリゼーション(現地化)も必要で、行き過ぎは、いけませんが
このような精神が、日本のマンガコンテンツにも生かされるようにしたいですね。

HP:http://www.cecj.fr/
参考記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070118-00000032-mai-soci
お店一覧(PDF):http://www.cecj.fr/pdf/guide_2007.pdf

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