【鉄道技術展・大阪2026】堅い大企業が自ら見積を求めた3日間|株式会社美華道さま 展示会マンガプロジェクト
0528_鉄道技術展・大阪 アンケート要員のお2人へのインタビュー 0528_鉄道技術展・大阪 アンケート中がんばっています 0528_鉄道技術展・大阪 シグナ・ミカ (SIGNA Mika)も参戦
クライアント
株式会社美華道さま 業種
施工 サービス内容
展示会マンガプロジェクト 目的
初出展の展示会で認知を高め、来場者のニーズを高めること ターゲット
鉄道事業関係者 メディア
出展、HP、展示会POP、チラシ、SNS等 コメント
【第2回鉄道技術展・大阪2026】堅い鉄道業界の大企業が、自ら見積を求めた3日間|株式会社美華道さま 展示会マンガプロジェクト実績
【3日間の記録】
インテックス大阪、第2回鉄道技術展・大阪2026。
JRや上場大手が行き交う、堅い業界の最前線です。
その通路に、一体のキャラクターが立っていました。
床面サインの守り手「シグナ・ミカ」。
スーツ姿の来場者が、ふと足を止めます。
立看板に近づき、3秒でブースの世界観に引き込まれていきます。
コスプレ要員が差し出すのは、QRコード付きのアンケート。
ノベルティを受け取りながら、来場者はいつの間にか自社の悩みを語り始めます。
気づけば、その場で見積の話に進んでいる。
3日間で、その光景が459回くりかえされました。
堅い大企業が、呼び込まれてもいないのに自ら足を止め、自ら見積を求めた。
それが、マンガ×「体験価値」が起こした3日間でした。
【なぜ「マンガ×体験価値」だったのか】
美華道さまの主力は、鉄道現場の床面サイン特殊施工「スマートシグナル」です。
すり減りにくく、剥がれにくく、危険を足元から見える化する技術です。
しかし、優れた技術ほど展示会では埋もれてしまいます。
鉄道技術展には、似た技術を掲げる企業がずらりと並びます。
カタログを置いて待っているだけでは、JRや上場大手の決裁者は素通りしていきます。
ここで美華道さまが選んだのが、自社マスコット「シグナ・ミカ」を主役にした展示会マンガプロジェクトでした。
床面サインを擬人化し、技術の価値を物語と図解で「自分ごと」に変える設計です。
求人広告のように「すごい技術です」と一方的に語るのではありません。
来場者自身が「これは自社の現場の課題だ」と気づく構造にしました。
堅い業界ほど、説明を増やすほど伝わりにくくなります。
だからこそ、一瞬で足を止めてもらい、楽しんで答えてもらい、その体験の中で悩みに気づいてもらう。
マンガとキャラクターは、論理の前に感情を動かす装置として機能しました。
技術力で勝負する企業が、技術の手前にある「気づき」をどう設計するか。
その問いへの答えが、マンガ×「体験価値」だったのです。
【成果を生んだ設計|前・中・後の一氣通貫】
このプロジェクトの核は、展示会を「当日だけ」で終わらせない設計にあります。
まず、展示会前。
マンガ物語を継続発信し、来場前から期待感を醸成します。
メルマガ・SNS・ホームページ・商談・紹介、あらゆる接点が「ブースへ来る理由」に変わります。
次に、展示会当日。
一般に、展示会で集めた名刺の多くは、その後フォローしきれず活用されないと言われます。
そこで美華道さまは、キャラクターの立看板で一瞬の視線を奪い、3秒以内にマンガでインパクトを与え、ノベルティ付きのアンケート戦術で見込客の連絡先と意向をその場で引き出しました。
ただ名刺を集めるのではなく、悩みと確度をセットで獲得する。
ここが、枚数競争から抜け出す分岐点です。
そして、展示会後。
獲得した前向きな164件を、確度でS・A・Bの3段階に仕分けました。
S級は見積を希望した19件、即・提出へ。
A級は試験施工・現地訪問を求める67件、会期直後の訪問へ。
B級は説明・検討段階の78件、マンガで育てるへ。
仕分けがあるから、限られた人手でも優先順位を間違えません。
B級も切り捨てず、マンガレター・交流会・次回イベントで関係を継続します。
情報収集だけだった人を、確度の高い見込客へ育てていく。
点である出会いを、面である商談群へ広げる。
これが「前・中・後」を一氣通貫で支える、展示会マンガプロジェクトの全体像です。
【数字が示す事実】
成果は、感情論ではなく数字で語れます。
3日間のアンケート総数は459件、前回出展した関西物流展の約12.8倍でした。
そのうち前向きな反応は164件、全体の35.7%です。
前向き率は初日30%、2日目37%、最終日42%と、日を追うごとに上がり続けました。
会期中にその場で獲得した見積は19件。
すぐ商談に進めるS+A級の見込客は86件にのぼります。
さらに注目すべきは、対話した相手の75.5%がJRや上場大手などの大企業層だったことです。
4社に3社が大企業という、最も動かしにくいとされる層でした。
展示会のリード獲得率は来場者の5〜10%程度が一般的とされる中、この件数とこの相手は際立っています。
なぜ、堅い大企業にこそ効いたのか。
ハーバード大学のジェラルド・ザルトマン名誉教授は、人間の意思決定の95%は無意識下で行われると指摘しています。
VML社の調査では、BtoB購買において感情的要因が占める割合は66%に達し、合理的要因の34%を上回るとされています。
BtoBでも、交渉や決裁の相手は、結局のところ一人ひとりの「個人」です。
そしてその個人の多くは、アニメやマンガに親しんで育った世代でもあります。
だからこそ、感情に届くマンガ・アニメが、堅い大企業の心にも強い印象を残したのです。
【この成果は、あなたの業界にも】
この成果は、鉄道業界だけの話ではありません。
床面サインが現場の安全と信頼を扱うように、安全・品質・信頼を競う業界はどこも同じ構造の課題を抱えています。
電力、ガス、水道、通信、建設、物流、製造、港湾。
いずれも技術力では拮抗し、展示会では似た製品が並び、決裁者は素通りしがちです。
さらに共通するのが、展示会後のフォロー問題です。
米国の調査会社シリウスディシジョンによれば、営業が放置した見込み客の約8割が、2年以内に競合へ流れると言われています。
人手不足のなか、せっかく集めた名刺が活用されずに終わる。
これは美華道さまの鉄道現場に限らず、あらゆるBtoB企業に共通する損失です。
マスコットキャラクターで足を止めさせ、連載マンガで関係を育て、ショートアニメで記憶に残す。
この「前・中・後」の仕組みは、業種を問わず移植できます。
さらに同じマスコットとマンガは、展示会だけでなく、人手不足や離職に悩む現場の採用広報、海外への国際展開へもそのまま応用できます。
一度生まれたキャラクターと物語は、使うほどに資産として育っていきます。
貴社の展示会も、出会いが「点」で終わってしまってはいないでしょうか。
【点を、面に】
展示会は、出会いの「点」です。
マンガ(マスコット×連載マンガ×ショートアニメ)は、その点を、続く商談の「面」へと広げます。
美華道さまは、たった3日間で86件の確度の高い見込客を獲得し、いまその一件一件を11月の次のイベントへ向けて育てています。
発信の主役はお客さま、進行と制作はアンシャントマンが担います。
だからお客さまは「自社のファンづくり」に集中できます。
堅い業界の大企業さえ自ら動いた、この体験価値の設計図を、貴社の次の展示会にも。
展示会マンガプロジェクトの詳しい内容は、こちらでご紹介しています。
https://www.mangaculture.com/exhibition/