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日本マンガ学会

chirasiエントランス

先日告知しましたマンガ学会(http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/manga-gakkai.html)の報告です。

今回は、ゲストが欧米アジアと多彩な顔ぶれで、知っている方も出ていることもありいってみました。
日時:6/1 7(日)シンポジウム/全体会
場所は、京都国際マンガミュージアム

発表模様・・・
マンガ学会1マンガ学会2

内容:
シンポジウム【会場:京都国際マンガミュージアム】
「世界の日本マンガ事情 -アメリカ、ヨーロッパ、東アジア-」

第1部■ヨーロッパ [10:00~11:30]
座長/小野耕世
鵜野孝紀 [トンカム社コーディネーター/フランス]
エミリオ・ガジェゴサンブラノ [立教大学講師/スペイン]
フェデリコ・コルピ[元ダイナミックプロ国際部/イタリア]

第2部■アメリカ [12:30~14:00]
座長/藤本由香里
成田兵衛 [VIZ Media 上席副社長(executive vice president)]
松橋祥司 [株式会社TOKYOPOP 取締役・ジェネラルマネージャー]
マット・ソーン[京都精華大学准教授]

第3部■東アジア [14:10~15:40]
座長/細萱敦
鄭俊皇 [国際動画聨盟秘書長/台湾]
劉佳青 [マンガ家、マンガ研究員/台湾]
宣政佑 [出版企画会社コミックポップ・エンターテイメント代表、漫画コラムニスト/韓国]
桑村敦 [小学館マルチメディア局国際ライツ業務室主任/日本]

ここで世界の『日本』マンガ事情となっている点に注意してください。
現地のマンガ全体像ではないのです。
それが、特に、良かったのですが。
あとは、元来から存在する現地のマンガ文化(フランスならBD)との比較検討や、韓国や中国の日本の影響を受けたマンガとの比較などが今後できればよさそうですが、僕は、今回の内容で満足でした。

①ヨーロッパ
フランス、スペイン、イタリアのマンガ事情が紹介されました。
詳細は、割愛しますが、

フランスは、僕も研究をした分野なので非常に興味深く拝聴しました。
また、スペインは、まだまだ発展途上でしたが、マンガ人気の変遷のグラフは非常にためになりました。
また、イタリアはかなり悲観的な雰囲気をかもし出していましたが、逆に戦略なき(=マンガ文化にかける愛情が少ない)事業展開は、不毛な市場にしかならないと自分に対しても戒めながら聞いていました。

②アメリカ
VIZ Media とTOKYO POPの話は、すごく参考になりました。
まだまだ聞きたいところはありましたが、マンガ市場を作るには、大ヒット作品をつかんでいる必要があると実感しました。
前者は、ポケモンであり後者やセーラームーンでした。

特に、後者はグローバルマンガを標榜して、世界各地で日本のマンガの画風で描く作家の作品を次々と出版しています。
弊社の将来像として、認識しています。

目標とさせてもらいます。

③アジア
台湾は、おもしろい視点からの解説でした。
マンガを取り巻くアクターそれぞれが断絶していてこれまた将来のない話をしていました。
アクターとは、国際政治用語でよく使われますが『行動主体』という意味で、この場合、創造者(マンガ家)/出版社/消費者/政府/投資家でした。

特に現地のマンガ家と出版社との断絶には、おもしろい視点を含んでいるものとして
出版社側
・日本のマンガさえ輸入していれば、消費者は買ってくれる
・マンガ専門の編集者の不在(美術・文芸と兼任が多い)
・日本とのクオリティの違いから、台湾のマンガ家への不信感
奮起している雑誌はあるが、市場はまだまだ小さい
マンガ家側
・作画力不足
・マンガ専門編集者不在による出版社への不信感

などでした。

また、中国は、アニメ産業に力を入れているため、補助金融資を積極的に行っていますが、それ目当ての業者が乱立。約2000社以上立ち上がったようです。
もし、補助金制度が仮に成功したとしても、
著作権意識が非常に低いため、新しい作家が育たないだろうとの見解でした。

確かに、中国・台湾・香港界隈の海賊版はフランスへもいや世界中に流出していますから、悲しい市場で文化の域には至っていないと思います。このような状況では、中国の国際的に通用する創造性ができにくいからです。

その後こんな催しがあったので行ってみました。
海洋堂フィギュアミュージアム
海洋堂

フィギュアには、どこかいびつな空気があったのですが最近は、大分一般層を取り込めるジャンルになりつつあるようです。

再入場不可だったため、見落としがないよう丹念に見て周りました。

たまたまその晩、NHKで海洋堂社長が、番組に出ていて、偶然にしてはおもしろい現象だなと・・・これは、なにか吸収しろとの合図と受け取って、眠い目をこすりながら見ました。

こういった催しは、今すぐビジネスに直結するというものではありませんが、将来的に、自分のアイデアの引き出しの1つになることは確実です。

いろんな刺激・・・それも自分で選んできた刺激は、これから事業展開をする上で重要な役割を果たしてくれます。

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