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良く見かける「マンガイラスト版画の展示即売会」

にも、講演会のあとよってみました。
今年も展覧会を催そうと思っている自分は、この摩訶不思議な高級版画販売の会場へ、おそらくいろいろと薦められるのだろうなあ、と思いながら怖いもの見たさも手伝って入ったのでした。
ギャラリー1

今回は、サクラ対戦のイラストで有名な「松原秀典~如月~展」でした。

ギャラリー2

あと、桜月虎姫展
ギャラリー3ギャラリー4

まずは、受付で簡単な記入後、イラストを見てまわる…大体50点くらいか。
でも心の中では、いつ販売の人に声をかけられるんだろうとドキドキ。

やはりというか当然というか、奥の会場へちょっとした迷路のようになっていました。

そして、最後に行き着くと…

急に広くなった会場へ

ここでは、30点程度、販売用の版画が飾られていました。

で、お姉さんが、声をかけてきていろいろと説明。
でも、知識は、おそらくマニアに話をするには、直前に覚えた感じが抜けないものでした。でも、僕もあまり「知らない」を連発したので、面食らったようでした…(笑)

確かに高額な値段は、付いていましたが
版画の製作過程においては、作家の協力の下、作成しているようです。最終日には、購入者限定でサイン会もやるようですし。

うーん、立体感があるわけでもないし…版画の魅力がどう出ているのかわからない。
紙の上にイラストをプリントしただけといわれても区別がつかないような。
それで、アニメの絵なので、版画にす必要はあるのかな。

版画であるがために高額になっているという論法…もしこれが版画でなかったとしたら、どうなんだろう。
わざわざ高い値段の理由付けのために版画スタイルにしている感じがするし。なんだか値段分も果たしてあるのかな?と思わざるを得ません。

本当に版画の魅力とイラストがマッチしていればいいのですが。

また、原版は手作りでしょうけどその後、量産もできそうだし、一応シリアル番号代わりに連番もふっていましたが○/○という形で。う~ん「限定もの」の雰囲気としても弱いなあ。

作品を並列的に並べているに過ぎないような気が…。
本当に横一列で等間隔。

また、所々ゆがんだ簡易な壁もちょっとどうかな。安っぽさが…。

いろいろ問題のある高額商法であることを引いても、「展覧会」としてだけを見たとしても、本当に作品の魅力を出す場合、どうなのかな?スタッフが、その作品に思い入れがあるとは、到底思えなかったし。

会場もきれいとは思えないし。その下の階で個人の展覧会をしていましたが、そっちのほうがきれいにされていて、魅力をアピールしたいというのが、伝わってきました。それでも、普通な感じですが。

やっぱ、提供する側は、思い入れと演出も精一杯やらねばと思いました。
スタッフが、単純なシステムの中で働いているだけと思いました。

お客さまであるファンの気持ちも、本気で喜ばせないと。

予想通りなんですが反面教師として映りました。

でも、一般のギャラリーも、オーナーが場所だけ貸している場合、同じものに陥る危険性をはらんでいるようにも思います。

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