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【繊維】注染(ちゅうせん)の工程/にじゆらの使い方

クライアント

株式会社ナカニさま

業種

大阪染めを特徴とした手ぬぐいの販売

サービス内容

マンガカルチャー

目的

海外出展でのPR

ターゲット

日本の和文化が好きな外国人女性

メディア

冊子

作家

唯月

コメント

1.お客様について
1966年(昭和41年)に染工場として創業した株式会社ナカニさま。手がけるのは注染手ぬぐい専門のブランド「にじゆら」。
事業内容は、注染・捺染(ロール及びスクリーンプリント)加工および注染手ぬぐい「にじゆら」企画・販売・店舗経営となっております。
店舗:
 大阪中崎町本店、ルクア大阪店(大阪府)
 三条店、 東山店(京都府)
 神戸店(兵庫県)
 染めこうば店(東京都)
 日本橋店(東京都)
また、百貨店、繊維取扱商社、量販店、生活雑貨店にも卸されています。
特に主要技術である注染(ちゅうせん)とは、その名の通り染料を注ぎ、染める技法。一度に20枚から30枚染めることのできるこの技法は明治時代に、大阪で生まれました。
一枚の布をじゃばら状に重ね合わせて表からと裏からの二度染めていきますので裏表なくきれいに染まるのが特徴です。注染には多くの工程があり、すべてを職人が手作業で行うのでひとつとして同じものは存在しません。
職人の手作業だからこそ表現できる、繊細でやさしいぼかしやにじみの何ともいえない風合いが注染の一番の魅力となっています。
当社代表も実際に現場を見に行き職人たちの苦労と熱き思いの手作りを目の当たりにしました。

仕上がった商品は多彩で
・手ぬぐいラッピング:ワインや洋酒などのボトル、日本酒の五合ビンなどを包む
・額に飾る
・ご祝儀袋
・手ふきやタオル
・ファッション
・手提げバック
・ブックカバー
・シュシュ
・弁当袋
など商品のラインナップがあります。

2.導入の背景
海外出展にあたり、大阪独自の文化である注染を親しみやすく世界観を踏襲して訴えたいと言うことで当社との話でマンガを採用いただくことになりました。

3.活用方法
ターゲットを日本の和文化が好きな外国人女性とし、世界観どのように見せるのかがポイントでした。
対象商品:手ぬぐい
1)注染(ちゅうせん)の工程
2)にじゆらの使い方
まずは、職人の手作りおよび独特の工程を知っていただくためのマンガ。大阪発祥であることや蛇腹状に重ね合わせて染料を注ぎ、一度に25枚くらいの手ぬぐいを染めていくことを伝えました。その後工程を4つに分け
1_糊置き
2_注染
3_水洗い
4_乾燥
を明確に区分して表現しました。

そして、実際の使用イメージのマンガは、とある海外のホームパーティでおしゃれなスカーフをしている女性に氣づいたシーンから始まり、それは日本の大阪で観光に行った時に購入したものだと口コミが発生しています。これは実際の海外女性が自然と知るきっかけを作ったものでした。しかも、お土産にと言うことでプレゼントシーンを演出することで注染が手ぬぐいだけではなく様々な活用法があることがわかるように設計。
女性同士の語らいで、注染を視覚的にそして触れて味わって楽しんでいる様子を描くことができました。

4.導入後の展望
セリフを英語訳verにして、海外の合同展示会に参加いただきました。チラシを手に取ってマンガで技術や工程および使用イメージを親しみやすく伝えることができました。
今後とも海外の方向けにも国内の方にも大阪発祥の技術である注染の世界観とその物語が広がっていくことでしょう。

リンク

https://nijiyura.com/

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