
ボンジュール、アマンディーヌです 🌹 連載「推し活される会社へ」、第2話ですよ。前回は、広島の包装用品総合商社・株式会社やしきさまが、マンガの主役の座をお客さまに譲ったお話をしました。今回はその続き。主人公の光ちゃんが生まれた「キャラクターづくりの会議」の舞台裏をお届けしますね。
1.会議室が、マンガ談義で始まった
キャラクターづくりの会議には、わたしたちマンガカルチャーの松山と、やしきのみなさんが集まりました。原敬社長も、営業のみなさんも一緒です。
最初に飛び交ったのは、それぞれの愛読マンガでした。SPY×FAMILYに、薬屋のひとりごと、島耕作。ドラえもんにタッチ、王家の紋章、シティハンター。ちばてつや作品に、ベルセルクまで。世代も好みもばらばらのラインナップに、会議室はすっかりあたたかい空氣になりました 📖
好きな物語を語れる人は、物語のつくり手にもなれる人です。会議は最高のかたちで始まったんですよ。
2.「届けたいのは、これからお店を開く人」
次に話し合ったのは、このマンガを誰に届けるか、でした。
やしきさまが選んだのは、これからお店を開く若い世代。話し合いを重ねるうちに、その人の輪郭が少しずつ描き込まれていきます。25歳の女性。カフェ勤務から一念発起して、キッチンカーで独立。2年目に入ったけれど業績が伸びず、何をしたら良いかわからない…。
明るく社交的で、学生時代は陸上部の部長。留学先で「広島は世界に誇れる町」だと知った経験を持ち、座右の銘は「為せば成る為さねばならぬ何事も」。悩みや性格を書き込むほどに、紙の上のターゲット像が、ひとりの生きた人に変わっていきました。
3.名前が付いて、光ちゃんが生まれた
そして、彼女に名前が付きます。
日高 光(ひだか ひかり)、25歳。
光ちゃんの誕生です。この瞬間から、みなさんの言葉が変わりました。「ターゲットは」ではなく、「光ちゃんなら」。売り込む相手ではなく、応援したいひとりの人として、やしきのみなさんが彼女を語り始めたのです。わたしは、ここがこの会議のいちばんの山場だったと思っています ✨
4.光ちゃんを支える仲間たちと、タイトル
主人公が決まると、彼女を支える登場人物も次々に生まれました。やしき入社3年目の若手営業・弓本真子(ゆみもと まこ)。光ちゃんの先輩で、キッチンカーの世界へ導く佐々岡健太。社長がモデルのキャラクターも登場します。
仕上げの段階では、思い切った決断もありました。やしき側で答えるキャラクターを、若手営業の弓本ひとりに絞ったのです。主役は光ちゃん、支えるのは現場の営業。物語の軸が、ここでくっきりと定まりました。
物語の流れは、売上に悩む光ちゃんが先輩に相談してやしきを知り、訪問先での提案で糸口をつかみ、心から誇れるパッケージにたどり着くまで。タイトルは「MISSION:救え!キッチンカー」に決まりました。完成したマンガは、公式サイトで公開されていますよ。
5.次回予告
会議で生まれた光ちゃんは、このあとシナリオとラフ画のやりとりを重ねて、紙の上で動き出します。キャラクターが絵になっていく過程にも、やしきのみなさんのこだわりがぎゅっと詰まっているんです。
次回は、マンガが形になっていく制作の舞台裏をお届けしますね 🌙 アマンディーヌでした。À bientôt 🌹
株式会社やしき(広島市西区商工センター)。包装用品総合商社。「地球、人、包む。」をコンセプトに、規格品からオリジナルパッケージ、販促ツールまでの企画・提案を行う。公式サイト:https://yasiki.co.jp/
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