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【教育】第1話 砂持ち行事(大阪市無形民族文化財) ~菅原天満幼稚園~

クライアント

学校法人菅原天満宮学園

業種

教育

サービス内容

マンガカルチャー

目的

砂持ち行事の歴史
ぼんやりとしかわかっていない→砂持ち行事を通じて菅原天満宮の歴史を伝えたい。地域の人に支えられてきた歴史。地域の人の信仰の対象。

ターゲット

33歳 女

メディア

手配りチラシ

作家

瀬川むつ

コメント

1.お客様について
学校法人菅原天満宮学園さま。昭和32年、その菅原天満宮の付属幼稚園として開園。菅原天満宮は、江戸時代の寛永年間(1624年~1643年)に勧請された由緒ある神社。その境内は一段高く小丘陵になっています。天保(てんぽう:1830~44年)の頃、時の代官築山蔵左門(ちくざんぞうざえもん)が「堤防崩壊禁止令」を出し、堤防の盛り土を命じました。その名残が毎年境内に土を運ぶ行事となり、村民こぞって参加したそうです。治水に挑む農民の生活が象徴された行事として伝えられており、現在も幼稚園児が天秤棒に砂を盛り、担いで石段を登る「砂持ち」の行事が行われています。
昭和59年 には、学校法人菅原天満宮学園菅原天満幼稚園と改称され、創立65年を超えます。2018年には新しい園舎が完成し、ダイナミックな遊びの空間と落ち着きのある安らぎの空間がデザインされています。さらには音感教育や食育を通じて人間性豊かな明るい性格づくり(徳育)をされています。

2.導入の背景
元々関西大学でいらっしゃった理事長代行。弊社松山とは関西大学のイベントで知り合われました。マンガのソリューションにご興味をもたれ相談いただきました。学校法人としてのブランディング特に、保護者のみなさんに伝わっていなかった幼稚園行事の意味を伝えることが目的でした。
中でも『菅原天満宮の砂持ち神事』は、宮司による祓の後、清められた砂を天秤で担ぎ、一段高くなっている神社の境内に運ぶ神事。砂の運び手は、幼稚園児がつとめています。堤防の維持と安定を祈願して、天保年間(1830~44)以来、村人が参加して毎年9月9日に行われていたが、現在は10月25日に園児が行うかたちとなって継続されています。この取り組みが『大阪市指定文化財』となっております。その歴史をマンガで伝えることで園のブランディングや神事の意義を伝えたいということが『プレ・マンガde魅力化』の目的でした。

3.活用方法
作品タイトルは、『砂持ち行事(大阪市無形民族文化財)~菅原天満幼稚園~』
主人公の菅原道太(みちた)は、幼稚園児で遊び疲れて、樹齢約400年の大くす(大阪市保存樹)のそばで寝入ってしまいます。目が覚めると江戸時代へタイムスリップ。当時の様子がありありと描かれています。そこには、大雨のごとに川の氾濫で苦しめられている村人の姿がありました。そのため堤防を強くして神社を守れば菅原村も守られるということで堤防が完成。そのことをいつまでも忘れないために豊穣を祝うお祭りの時に、砂持ち行事をしよう!ということになりました。
シナリオをお客さまで作ることにより、バラバラだった情報が整理されていきました。そして、砂持ち行事の際に保護者に配るとで慣例だった行事が地元を守るため過去の先人たちの思いを忘れないためであることが伝わりました。

4.導入後の展望
ハード面では、園舎改装や設備面ではかなり整備されてこられました。また、東淀川区では有数の園となっており拡大よりもむしろ地元に愛される園としてのブランディングが重要になってきます。今後、園の歴史や行事の意味合いそして学校法人としての思いを伝えていくことでソフト面の強化が図られていくでしょう。

リンク

http://sugaharatenma.ac.jp/info/2286233

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