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デジタルコンテンツ白書2008~フランス編~

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弊社HP告知(http://www.enchantement.jp/information/digitalContent.html)
リリース告知(http://www.dcaj.org/news/dcwp2008/news_release.pdf)
今月刊行されました『デジタルコンテンツ白書2008』が刊行されました。
これは、経済産業省監修、独立行政法人デジタルコンテンツ協会企画・編集の白書です。

日本と世界のコンテンツ産業の資料とその専門家による執筆を中心にして成り立っています。
僕は、そのフランス編を執筆担当いたしました。
4月に依頼があってそこからどういった視点が新しいのか、これまでの執筆者との違いも意識しながら書き上げました。

表紙
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よくアニメやゲームをはじめとした日本のコンテンツhが世界で人気だといわれています。そういったニュースや記事をご覧になったみなさんも多いかと思います。
けれども、最初からずっと諸手をあげて受け入れられたわけではありません。また、日本の物をそのまま出すだけでOKという単純なものでもありません。
フランスでは、抵抗の憂き目にあい、地上波TV放映は激減しました。それでも、ファンの心に”マンガ文化”は、情熱を持って深く残っていました。マンガ専門出版社の立ち上げ、日本のマンガ文化イベントの立ち上げ、地上波以外のメディア媒体への露出など幅広く認知されていったのです。とりわけ欧州最大のマンガイベントであるJAPAN EXPOでは、今年12万もの来場者を動員しました。

目次
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海外のマンガ文化について重要なのは、
1.マンガ文化にかかわるコンテンツのメッカは、日本であるということ。
2.海外のイベントは、現地の人々の情熱によるもので、日本からの積極的な試みは少なかった。
3.背景の文化・歴史・人々の考え方、表現などは異なるはずなのに日本国内向けに描かれたマンガ作品が世界中で広がっていること。
と常々考えています。

お手に取る機会があればぜひほかの国々も含めご覧になってください。
きっと皆さんが描いている日本のマンガ文化に対して
その底力と今後の将来(プラスもマイナスも)に思いをはせることになるでしょう。

作家のみなさま、どんどんご自身の作品を世界中に出していきましょう!

公式HP(http://www.dcaj.org/news/dcwp2008/index.html)

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